電車やバス内のマナーに感動!シンガポールの公共交通機関!(一方ニッポンでは...)
シンガポールに来て驚かされたことの一つは、みなさんものすごくマナーがしっかりしているということです。
アジア圏では列の割り込みは日常茶飯事ですが、シンガポールでは割り込んでくる人なんていません。
電車でもバスでも、優先座席は大抵空けられていますし、誰か座っていても目の前にお年寄りや妊婦さんが立っていればすぐにサッと立ち上がって席を譲ります。
ベビーカーを押している女性にも、周囲の人が配慮してスペースを作ってあげます。
こういうのを本当に毎日のように、頻繁に目にします。見ていてすごく気分がイイですね!
国民全体で、妊婦さん、赤ちゃん、お年寄りを大切にしようという意識が伺えます。
また、公共交通機関の建物や車内では飲食が厳しく禁止されていますが、みんなきちんと守っています。ですので、駅や車内はいつも清潔に保たれているんです。
ちょっと話はそれますが、レストランなどの店員さんには当たり前のように「Thank you!」、ちょっと他人とぶつかってしまった時はしっかり聞こえる声で「Sorry!」と、みんな言います。関心しますね。
それでは、マナーと思いやりの国、日本ではどうでしょうか。
・・・日本の電車内では飲食やもちろんお酒を飲むのもオッケーなので、めちゃくちゃなことになっていますね。
僕が学生時代の時は大学が結構遠くにあって、長い時間かけて通学しなければいけなかったので、いろいろなものを目にしてきました。
朝夕の通勤ラッシュ時は、「我先に」とばかりに、先に降りるべき人を押しのけて空席めがけて突進していく人がとても多かったように思います。そして死んだように眠りこけ、目の前にお年寄りや妊婦さんが立っていても無視。
ドアが閉まりそうになっているのにダッシュして、かばんや傘(!)をドアに挟んでまで乗ろうとする人。危ないですね。
夕方以降は車内でお酒を飲む人が増えてきます。
「売店で売っているし、禁止されていないから」という理由で、安い第3のビールと柿ピーで堂々とプチ宴会なんてしちゃいます。空き缶と袋はそのまま放置。。。
泥酔して、ゲロを吐く人だってたくさんいますね。酒を飲み過ぎて気分悪くなって電車を止めた人、どれくらいいるんでしょうか。
どうして、日本では公共交通機関での飲食飲酒を禁止しないのでしょうか。
せめて飲酒だけでも、どうにかしてほしいものです。
この国に嫌気がさした人は、シンガポールに来ればいいと思います。
交通費はものすごく安いし(大抵はどこに行っても100円未満です)、数分おきに電車は来ますし、バスは「SG NextBus」というアプリを使えばどこのバス停に何分後に到着するというのが分かります。非常に便利です。